学校歯科健康診断について!!パート2 blog
誤解2
〇がついているけど、むし歯がないからいいわよね!!
➡歯肉炎や、歯石、顎関節などについてもご確認を☆
fromⅮoctor
確かに虫歯は、もっとも多いお口のトラブルの一つですが、学校歯科健康診断でみていることは、むし歯だけではありません。最近では歯肉炎の低年齢化が問題となっていますので、歯ぐきも注意してみています。このほか歯並びや嚙み合わせ、顎関節、歯磨きの程度(歯垢のつきぐあい)、正常な歯の数より多くないか(過剰歯)、逆に歯の数が少なくないかを確認します。
いつはこの健診で最初にチェックするのは、全身です。まず子どもに姿勢を正しく座らせるのですが、「きちんと嚙めているのかな」「物が食べられているのかな」「お口周囲に癖はないのかな」などと考えながら、全身とのバランスでお口をみていきます。とくに姿勢が悪いお子さんでは、口が開いてたり、歯並びや嚙み合わせが悪かったりします。
ですので歯だけを見ているわけではありませんし、まして、むし歯の有無だけをチェックしているわけでもありません。
1🦷保険調査票でお子さんの状態や問題点を確認します。
保険調査票とは、お子さんの現在の状態や気になる点、お口の健康に関する知識などを把握するための調査票のことです。
学校歯科健康診断が行われる前にご家族でご記入いただきます。
2🦷口を閉じて姿勢を正して座らせ、あご・顔面口の状態をみます。
姿勢やくちびる、口角などもみています。
3🦷顎関節部に指をあて、口を開閉させ、あごの状態を確認します。
顎に痛みがないか、スムーズに動くか、音がしたりしないかみています。
4🦷口を開閉させて、歯並び・嚙み合わせの状態を確認します。
出っ歯(上顎・下あご)や歯並びの乱れ、左右の前歯が離れている、上下の前歯が嚙み合っていないかなどみています。
5🦷上下の歯を嚙み合わせた状態で前歯の歯垢の付着を確認します。
歯垢はむし歯や歯周病の原因です。歯面にどのぐらいの量の歯垢がついているか、みています。
6🦷上下の歯を嚙み合わせた状態で、前歯の歯茎の状態を確認します。
歯ぐきが赤くなっていないか、腫れていないか、出血はないかなどを確認します。歯石の有無もみていきます。
7🦷口を開けて、歯の状態を確認します。
奥歯の噛み合う部分にある溝や、歯の表面(外側、内側)歯と歯の間などをみて、CO(要観察歯)やむし歯、着色がないか確認します。歯の数や失った歯、処置した歯などもみていきます。
8🦷上記の一連の流れの中で、歯だけでなく粘膜なども確認していきます。
9🦷子供が抱えている問題や相談があれば、それに応じます。
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