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むし歯が神経まで広がってしまったとき、歯を救う最後の手段となる「歯の根の治療」

 

じつはこれはとても難易度が高く、たいへんな技術と労力を要する治療なんです。

狭くて深い歯の根の治療について、 歯堀り根堀り お話しましょう!

 

 

治療した歯を長持ちさせるには?

Q 歯の根の治療をした歯。長く持たせるには何が大切??

①定期的な歯科受診

②いっそうのセルフケア

③硬い物を無理して噛まない

 

 

神経のない歯は失われるリスクが高い

 健康的な自然歯と、歯の根の治療を受けた歯は何が違うのでしょうか?

被せ物が入っている?充填材が入っている?いろいろありますが、いちばんの違いは、

「神経(歯髄)がなくなっている」ことです。

  じつは神経は、歯のもちに非常に影響します。俗に神経といいつつも、実際には血管と神経の集まりである歯髄は、血管を通じて象牙質に栄養を送ったり、刺激に応じて内部から象牙質をつくって歯を強くする役割を持っています。

 そのためそのため、「神経を失った歯は、神経のある歯に比べ将来的に失われるリスクが高い」です。ある研究によると、喪失リスクは前歯部(前歯や犬歯)では1.8倍、臼歯部(奥歯)では7.4倍にもなります。

 また、みなさんご存じのように、神経は痛みのセンサーでもあります。その神経がなくなるということは、むし歯ができても、よほど進行しないと痛みが出ず、発見が遅れがちになります。

 

長く持たせるための3つのお願い

歯が人間だとしたら、歯の根の治療は、心臓などの大きな手術を受けたようなもの。

大手術ですから、その後の状態が弱くなってしまうのは当然といえます。

ですから、歯の根の治療を受けたかたには、次のことにぜひ気を付けていただきたいです。

①定期的な歯科受診

 体の病気で大きな手術を受けた後には定期的に病院に検査に通いますよね。

それと同じで、歯の根の治療を受けた歯も、歯科で定期的に診てもらうことが大切です。

 治療した歯のむし歯の早期発見だけでなく、それ以外の歯についても、トラブルをいち早く見つけるきっかけとなります。今までの歯科を定期検診する習慣のなかったかたは、これを機会にメンテナンス受診を始めてみてください。

 

②いっそうのセルフケア

 治療した歯は、セルフケアを入念に。

ケアの仕方は、歯科衛生士さんに指導してもらいましょう!

 

③硬い物を無理して噛まない

 神経を失った歯は、破折しやすくなります。破折とは、歯がパキッと割れたり折れたりしてしまうこと。

歯の根が割れると、噛むたびに痛みを感じたり、歯ぐきが腫れたりします。

しかも、いまの治療技術では、いったん割れた歯はほとんどの場合、治すことができません。 

 そのため、治療した歯は、以前とおなじように硬い物が噛めるとは考えないでください。せんべい、するめ、ジャーキーなど、無理に噛むと破折のリスクが高まります。

 

 統計的には、「神経のない歯は失われるリスクが上がる」とはいえ、セルフケアと定期検診で長く持たせることも無理な話ではありません。歯医者さんと二人三脚で、大切にしていきましょう!!

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