「間食」と「虫歯」の関係 blog
みなさん、こんにちは。
博多サルースこども・おとな歯科です。
まだまだ残暑が続いておりますが、体調管理には気を付けてくださいね。
今回は子供の間食と虫歯の関係性についてご紹介させていただきます。
歯科においては、間食の多い子供にむし歯の発生が高いという報告が多くみられることから間食をマイナスとして捉えられています。
これは、子供が好むおやつとして、砂糖を多く含む甘味菓子類(チョコレート、ケーキ、クッキーなど)や
甘味飲料(ジュースや炭酸飲料、乳酸菌飲料など)が摂取されることが多いためです。
むし歯の原因となるミュータレンス菌は、乳臼歯が生え始める1歳前半頃に、甘味飲食物を摂取することによって
口の中に定着しやすくなることが知られています。
菌が増殖した歯垢(プラーク)が歯に付着し、そこに糖分の多い飲食物を頻繁にとってしまうと菌が糖分を分解するために「酸」を作ります。
この「酸」によって歯の表面のカルシウムなどが溶けてしまい、何度も繰りかえすことでむし歯になりやすくなってしまいます。
このように糖分の多い飲食物を間食として頻繁にとり続けていると虫歯のリスクを高めてしまいます。
大人でも長時間仕事をするときに適度なコーヒーブレイクをとることで気分転換ができ、仕事の効率を高めることができます。
子供にとっても、間食は栄養の面ばかりでなく楽しみや寛ぎの時間を家族や友達と共有できる大切なものです。
間食が悪い訳ではなく、間食の取り方の工夫が重要なのです。
時間や回数を決めて規律性のある与え方、甘味飲食に偏らない内容の工夫で歯や口の健康を守りながら「おやつタイム」を楽しんでください!!!
~~~歯の健康を守るための間食の取り方~~~
①生活リズムを整え、おいしく食べよう!
②間食は時間を決めて1日2回までに!
③甘いお菓子や飲み物に偏らないようにする
④糖分の多い酸性飲料を水代わりに飲まないようにする
⑤夜寝る前の飲食は避ける
もちろん、食後や就寝前には歯磨きもしっかりとしましょう!!
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