未来のふれいる対策と健康長寿社会の実現パート3 blog
オーラルフレイル対策の
充実による健康寿命の延伸
➡むし歯・歯周病予防と並びオーラルフレイル予防が常識に
「フレイル」という言葉はだいぶ耳にするようになりましたが、「オーラルフレイル
」はご存じでしょうか?お口のファイル、つまりお口の中の”ささいな衰え”から始まる口腔機能の低下、食べる機能の低下、さらには心身機能の低下にまでつながる一連の現象のことです。たとえば、最近むせることが増えた、滑舌が悪くなったというかたは要注意ですよ。
オーラルフレイルは加齢によって起こり始めるので、若い方、壮年のは無縁と思いがちです。しかし実際、若いころから予防をしていくのが大切です。
現状の制度では、1歳半健診、3歳児健診、学校歯科健康診断など、大人になるまでは定期的に歯科健診の機会がありますが、成人以降になると、自治体の歯科健診をはじめ、各自が自主的に受けなくてはならなくなります。そのため気付かぬうちに口腔の状態が悪くなってしまう方や、口腔の健康を管理する意識が薄れてしまう方が多いのです。
国民皆歯科健診が導入されて、そうした抜け落ちがちな成人期にも歯科がしっかり介入できるようになれば、オーラルフレイルへの予防意識が根づく機会が増えることでしょう。
「虫歯・歯周病はやだね、予防しないと!」というのと同じように、「お口の機能が衰えるのはやだね、予防しないと!そのためには歯科医院だ!」となることを願います。
未来の歯科医院は、虫歯や歯周病の予防だけでなく、”オラフレ予防”オーラルフレイル予防のために通う場所にもなることでしょう。
そうした人々の意識の改善と相まって、「2040年への歯科イノベーションマップ」の最後の項目である。
歯科医療の革新的進歩により
健康寿社会が達成される
が現実になるのだと思います。
ヒトの肉体的に「人生120年時代)はさすがに難しいのですが、90代までは健やかに自立して生活できる時代は夢物語りではありません。
このロードマップに記載されたさまざまな新技術と歯科のわれわれの努力、そして歯科以外の多くの領域での研究成果が集結され、健康寿社会が実現できればと思っています。
歯医者さんは検査や予防指導の場所に
ロードマップに記された技術が実現したら、予防や治療の選択肢が今以上に広がります。そしてそれにともない、「年を取れば歯は抜ける」といった従来の概念も変わっていくことでしょう。昔は年を取れば歯が抜けて、入れ歯になるのが当たり前でしたが、近年は高齢になっても歯を残せる方が増えています。
8020運動がそのいい例ですね。
歯科の付き合い方も変わるでしょう。2040年には「削る歯のない時代が来る」と考えられています。事実、今の子供たちの世代と様変わりしていて、歯医者さんは「虫歯の治療をしてもうところ」ではなく、「点検しに行くところ」まてゃ「歯の矯正をしに行く所」といういうイメージをもているお子さんがすくなくありません。
そんな風に歯科は定期検査や予防の指導を受ける場所になっていくことが考えられますね。式あのように、検査や指導をする内科、大きな治療をする外科という風に分化が進むかもしれません。遠隔診療の普及や、バーチャル歯科医院の登場も考えられます。
それでも主人公はあなたです
ですが、歯や歯の神経の再生など、治療技術が発達したとしても、こうは思わないでほしいんです。
「新しい技術で治せるようになるのなら、悪くなったら歯医者さんにいけばいいや」とね。これからの時代、自分の健康は”自分事”にしないといけません。
たとえそうした技術が実現しても、リーズナブルな費用で一般の方に普及するまでには年月がかかります。だから「患者さんも主治医の一人」つまり自分の健康は自分で守るという意識をもっていただきたいと思います‼
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