予防について… blog
こんにちわ!(^^)!
むし歯や歯周病の予防について、ありがちな誤解をまとめました。
お口の健康管理にお役立てください!
✖歯周病は歯を失う怖い病気です。
○セルフケアと歯科のサポートで歯は残せます。
1:初診患者さんの歯周病の進行度
当院を初診で訪れた患者さんの統計。年代が上がるにしたがい、歯周病が重症化した患者さんが増えています。是非早めに歯科受診を!
「歯を失う怖い病気」というイメージが強い歯周病。ですが、テレビのCⅯなどで見られるように、短期間で歯がグラグラになって抜け落ちてしまうことは普通はありません。統計的には、歯周病になりにくい人が1割、進行しやすい人が1割で、残りの8割の人はゆっくり進行していきます。
歯周病を予防するには、セルフケアだけでなく、歯周病の早期発見が重要です。歯やきう異常がわかれば、その分早く手が打てます。
そのためには、歯科医院で定期的に健診を受けることが大切。もし歯周病になっていて治療を受けたのなら、治療が終わったときが歯を守る新たなスタート地点です。再発を予防するために健診に通いましょう!
✖歯周ポケットは歯ブラシできれいにみがける。
○歯ブラシだけでは落としきれない汚れがあります。
2・力任せに無理に歯茎の溝の中にブラシの毛先を入れようとすると、歯茎を傷つけてしまいます。
・62歳の女性。歯はピカピカですが、無理に溝のなかにブラシを入れる歯みがきを続けていたため、歯ぐきが下がり根面が露出しています。
歯茎の溝のなかはプラーク(細胞のかたまり)が溜まりやすい場所で、溜まったプラークは歯周病の原因になります。そのため、この部分を歯ブラシで注意して磨いている方も多いことでしょう。
ですが、歯ブラシでは溝の中のプラークは完全には取り切れません。しかも、溝の中に無理にブラシの毛先を入れて磨くことを続けると、歯茎が傷つきやせ、むし歯になりやすい歯の根面が露出してしまいます。
歯茎を傷つけずにきれいにプラークを取り除くみがきかたを、歯科医院で教えてもらいましょう。歯茎の深い溝や歯周ポケットのなかの掃除もお任せください。
歯と歯の間をデンタルフロスや歯間ブラシでみがくことと、むし歯予防のためにフッ素入り歯磨き剤を使うこともお忘れなく!
✖虫歯になるのは甘いものをたくさん食べているから
○「量」より「食べ方」が問題です
3・飲食後のお口の中のphの変化
■歯が補修されるph
■歯が解けるph
飲食のたびにお口の中のphは下降します。
一定のphより低くなると、歯の成分が溶け出します。
砂糖を含む飲食物の摂取回数が多くなるほど、それだけ歯が溶ける時間が増えるのです。
甘いものを控えているはずなのに、虫歯になってしまう。それは甘いものの「食べ方」に問題があるかもしれません。
飲食後、お口の中では、細菌の生み出す酸や飲食物の酸により歯の成分が溶け出し(脱灰)、その後時間をかけて唾液が成分を歯に戻していきます(再石灰化)。溶かす力が戻す力を上回る状態が長期間続くと、虫歯になっていきます。
このとき、甘いものの「量」以上に、食べる「頻度や時間」が問題となります。ひっきりなしに甘いものがお口の中にあると、唾液が歯を修復する時間が取れません。ですから、のど飴を絶えず舐めていたり、ドリンクをチビチビ飲んでいたりすると、虫歯になりやすいのです。野菜ジュースやスポーツドリンクなど、ヘルシーなイメージのものにも意外に砂糖は入っていますのでご注意を。
歯科医院では、みなさんのお口の中の状態や生活習慣にあった予防の方法をご提案しています。
毎日のセルフケアにお役立て下さいね!
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医療法人 八八会
博多駅すぐの家族で通える歯医者さん
博多サルース こども・おとな歯科
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