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みなさん、こんにちは。

今回は歯周病と糖尿病の関係についてご説明させていただきます。

 

世界で最も患者数が多いとも言われる感染症とは「歯周病」といわれています。

最近はCMなどでもよく聞く歯周病ですが、全身に影響を及ぼすことが分かってきました。特に糖尿病とは密接な関係があり、歯周病と糖尿病はお互いがお互いを悪化させる関係にあります。

 

※糖尿病とは・・・

食べた物から分解された糖分が体内に吸収されにくくなり血液中に糖分がたまってしまう病気です。

(血糖値を下げるホルモンであるインスリンが働かなくなる)

このような高血糖が続くと、心臓病・腎臓病・脳卒中・失明などの発症リスクが高くなると言われています。

 

高血糖状態では、体内の水分が減少するとともに唾液の分泌量が減り、喉や口が渇きやすくなります。

唾液には食べ物を消化する働きの他に、口の中を浄化したり組織を修復する働きもあり、歯周病を防ぐように作用しています。

高血糖のために口の中が乾燥している時は、その作用が低下していて、歯周病の原因菌が繁殖しやすく、歯周病が進行しやすい環境になっていると考えられます。

 

歯周病と糖尿病は生活習慣病です。

歯周病を起こしやすくする生活習慣とは、歯磨きがきちんとできていないことや喫煙、あるいは食習慣、口呼吸、歯ぎしりの癖、精神的ストレスなどがあげられます。

このうち、食習慣や精神的ストレスは糖尿病を起こしやすくする生活習慣でもあり、喫煙は糖尿病の合併症を起こしやすくする生活習慣です。

糖尿病も歯周病も自覚症状がないため、気づいたときには手遅れというケースも少なくありません。

また、歯を失うと食事を楽しむことができなくなるだけでなく、全身にさまざまな悪影響を及ぼします。

~歯周治療をすると血糖値が下がる理由~

治療前⇒炎症がひどくなる⇒インスリンが正常に働かない⇒血糖値が上がる

治療後⇒炎症が減る⇒インスリンが正常に働く⇒血糖値が下がる

 

歯周病を治療すると血糖値が下がるだけではなく味覚障害も改善され、うま味や繊細な味が感じやすくなり食生活の改善もしやすくなります。

いくらインスリン治療をしても、口の中が改善されないとよくなりません!

糖尿病と歯周病を同時にきちんと治療していけば、双方に良い影響を与え合います。糖尿病の人はお口のケアにも取り組みましょう‼

~歯周治療後はメンテナンスを継続し、良好な状態を保ちましょう(^^)/~

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