スポーツドリンクの多量摂取について blog
みなさんこんにちは！
博多サルースこども・おとな歯科です。
まだまだ暑い日々が続いておりますが、みなさんは熱中症対策をきちんとされていますか？
熱中症対策の一つとして水分補給がまず浮かんできますが、その中でもスポーツドリンクを水分として取り入れている方も多くいらっしゃるかと思います。
実は、そのスポーツドリンクには、酸や糖を多く含んでいるため、
いくら熱中症にならないためにとはいっても、頻繁に摂取しすぎていると歯やからだに悪影響を及ぼす場合があるのです。
スポーツドリンクの主な役割はというと、
①水分補給②電解質補給③エネルギー補給です。
激しい運動で失ったエネルギーや水分を速やかに補給してくれます。
体液に近い成分の為、吸収が良いのです。
また、クエン酸やアミノ酸も入っているので疲労回復にも役立ちます。
ですが、いいところばかりではなくスポーツドリンクに含まれる成分のうち問題になってくるのが糖と酸です。
大量の砂糖と酸が入っているスポーツドリンクは、
糖はむし歯に、酸は歯を溶けやすくするため、当然歯へのダメージが大きくなります。液体のためお菓子より歯と歯の間に入り込みやすく、知らない間にむし歯が進行しやすいのです
また、歯だけではなくさまざまな病気にもつながりやすくなります。
糖の多量摂取といえば、まずは糖尿病、ペットボトル症候群、ビタミン欠乏症や味覚へも影響を及ぼす可能性があります。
残暑が続く毎日ですが、日頃の熱中症対策のための水分補給なら水や麦茶、お茶で十分補給できます。
スポーツドリンクを飲むときはあくまでスポーツのときと決めておくことや、多量に飲んだあとはうがいで口の中の酸を薄めましょう。
頻繁に飲む機会がある場合は、高濃度のフッ素が配合された歯磨き剤やフロスをうまく使って日頃から歯を強化しておくことと、定期的に歯科検診を受けることをおすすめします！
医療法人 八八会
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