インプラントも進化しつつある blog
インプラントも進化しようとしてます
バイオインプラントをご存知ですか?
バイオインプラントは、特に歯科医療の分野で研究・開発が進められている次世代型のインプラントです。
従来の歯科インプラントは、人工歯根が顎の骨と直接結合する(骨結合)ことを前提としていますが、バイオインプラント(またはバイオハイブリッドインプラント)は、天然の歯が持つ生理機能を再現することを目指しています。
バイオインプラントの主な特徴
天然歯が持つ**歯根膜(しこんまく)という組織の機能を持たせることが、最大の特徴です。
歯根膜の再生/付与 : 天然歯は歯根膜という靭帯を介して骨と結合しており、この組織がクッションやセンサーの役割を果たしています。
バイオインプラントは、インプラントの周囲にこの歯根膜様組織の再生を促したり、幹細胞とデバイスを組み合わせて歯根膜を付与したりすることで、天然歯に近い機能を実現しようとしています。
これにより、「金属と細胞を結合させる」という新しい概念に基づいています。
天然歯に近い噛み心地と知覚 : 歯根膜があることで、噛んだときの衝撃を吸収したり、食材の食感や硬さを感知する知覚機能(クッション機能、センサー機能)を回復することが期待されています。
インプラント周囲炎への耐性 : 歯根膜には感染防御や免疫機能があるため、従来のインプラントで問題となることが多いインプラント周囲炎のリスク軽減が予想されます。
血管や神経が繋がることで、酸素や栄養が送られ、免疫力が増す可能性もあります。
矯正治療の可能性と除去の容易さ : 従来のインプラントは骨に固定されているため動かせませんが、歯根膜があることで矯正治療が可能になるケースや、やむを得ない場合のインプラントの除去が容易になる可能性が指摘されています。
現在の状況
研究・臨床開発段階: まだ一般的に普及している治療法ではなく、一部の研究機関や企業によって臨床研究が進められている段階です。
技術: CTデータに基づいた3Dプリントチタン製インプラントへのナノスケールの表面改質技術や、細胞移植や再生因子投与なしでの歯周組織再建を目指す研究など、様々なアプローチが試みられています。
この「バイオインプラント」が実用化されれば、歯科インプラント治療の質を大きく向上させ、より多くの患者さんの負担を軽減できる可能性を秘めています。
医療法人 八八会
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